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屑男 撲滅委員会!

−ブラック・アイズ−

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あれの、どこが耐えてるって言うのよ!!

 ショックの為に、命の思考回路がまともな言葉を発したのは、これが最後だった。

「雪之絵 命が来たか?じゃ、こいつは、もういいや。」 皇金が右腕を振り上げる。

 子供でも分かるような大振りの一撃。 しかし、高森は、まったく反応を見せる事なく側頭部を殴られた。

 立っている時から、気絶していた事を思わせる高森の姿。 風車の様にその場で回転し、床に倒れる。

 倒れた高森の姿は、糸の切れたマリオネットの様。 命の辛うじて残っている理性が、そう思おうとしたが、実際はそんな優しい物ではない。

 まるで、車に轢かれて血反吐にまみれるタヌキだった。

「命ぉ...」

 だんだん、自分の意識が別の物になって行くような感覚を起こしていた命は、小さな呼び声だったにもかかわらず、全身を震わせて反応する。

「ヒドイでしょ?さっきから、私の事、好きにしていいから高森殴らないでって言ってるのに、全然聞いてくれないの...」

「まぁ、そう言うなよ、
俺としては残念だが、今からちゃんと指で処女膜は破っておいてやるからさ。」

「時間がありゃあ、俺の子供、はらませてやるよ。」


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