クレイモア SSS

屑男・撲滅委員会!

 もう、やめてくれ。

「じゃーなっ詩女、礼の件は後日!」

「......」

 ありもしない後ろ髪を引かれる思いだったのであろうが、なんとか物欲が勝ったらしく、詩女は去って行った。

 次に会う時が恐いが、とりあえず今だけでも嵐はさった。

「パパー?」

 しかし、何だな、詩女も昔は物でつられる女じゃなかったんだけどな。

 まあ、俺の言えた義理じゃないが、 「なあ、命?」

んー?

「お前、ブランド物の装飾品やるから、俺の元から去れって言われたらどうする?」

「そんなの決まってるよ。 

だって、命、全然ブランド物興味ないし。 何より私、パパの事大好きだもん!」

 なんとも、分かりやすいヤツ。 でも、ま、喜んでいいんだろうな。

 多分。

おわり、      


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