クレイモア SSS

屑男・撲滅委員会!

 私は、生きるって...なんつーっ、身勝手な。 しかし、あの目は本気だ。

 思い出さざるおえまい。

 かつての、俺を中心にした、雪之絵真紀と詩女の三角関係を。 しかし、あの時は詩女にのみ肩入れすればよかった。

 だが、今回は、

「ぱぱーーっ!!」

「何で黙ってるのー!?パパにとって私って本当に邪魔者なのーーっ!?」

 やばい! 何時の間にか命が演技でなくなっている!!

 しかし、...

ごん、ごん、ごん、ごん、

 落ち着け、京次。

  たしかに、今までにない大ピンチだ。過去の俺ではこの状況を打開する案は浮かばなかっただろう。

 しかし!俺は成長したのだ!

 大人には大人の武器があるっ!!

        ぎゅっ

「馬鹿だな、俺が命を邪魔になんて思っているわけないだろー?」

「詩女!!

お前、言い過ぎだぞ!!命は俺の大切な娘だっ!!」


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