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屑男 撲滅委員会!

−ブラック・アイズ−

 サラメロウは、命のスピードに付いて行けず防御に徹した。 これは確かである。

 命は当然のごとく、全能力を尽して拳の連打を繰り出した。

 大柄な皇金すらひっくり返す命の拳。 サラをその腕ごと叩き潰す自信があった。

 サラメロウがした様に、手の平を開き前にかざせば、たしかに広い面積を遮断出来る。 だが、命渾身の攻撃を、指で止める事が出来るなど誰が思うだろう。

 『絶対にありえない。』そう頭を過ぎると同時に、命は一つの可能性をはじき出した。

それを確かめる為に、攻撃の形を変える。

ガキン!!

「ご名答、」

「私の腕と足は、両方義手、義足よ。」


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