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クレイモア

屑男 撲滅抹殺委員会!

−前へ歩く−

 ギッ、

 なんとなく騒がしいと思い、気まぐれで覗いた地下室の中。

 その中で見たものは、さして雪之絵真紀の興味を引くものでは無かった。

「...私、転校するの。 この別荘に帰る事も無いと思うわ。 そのせいで、とっても機嫌が良いのよ。 だから、この部屋に忍び込んだのは許して上げる。」

「鍵はかけないで開けておくから、終わったら勝手に出て行ってね。」

ガチャン

 それから、どれほどの日々が経過したのか、元々太陽の光が届かない地下室での事、まったく解りはしない。

 鳳仙圭を恥辱する狂った男達は、自慰行為を教えられたサルと同じだった。

 体力が尽きるまで、いや、死を迎えるまで鳳仙圭を責め続けた。

 責めるのは大人、責められるのは中学生。 本当なら、鳳仙圭の方が先に死んでもおかしくない状態。

 しかし、小便を飲んで喉の渇きを潤し。 吐き出されるザーメンを飲み込んで、カロリーを貯えた。

 結果、鳳仙圭は生き残ったのである。

 しかし、その地獄の行為により、腰骨もろとも生殖器官が破壊された。

 他の怪我とは違い、再起不能の傷。

 子供の頃に、去勢手術を受けた犬猫のように、鳳仙圭の中から性に対する欲求が消えた。


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